2015年8月26日水曜日

第42回 高知でシステマ練習会

先日8月24日に種崎で練習会を行いました。

練習内容ですが、最初はいつもどうりブリージングウォークから始めました。


ブリージングウォーク

これは呼吸に合わせて歩みの負荷を高めていくトレーニングです。
システマの定番のメニューで、ミカエル先生のセミナーの際にストライクに対する
耐性も上がると言うお話を聞いてから
トレーニングの安全性を高める意味もあり。必ず行っています。

まずは息を吸いながら一歩、歩きます。
(ここでの一歩は右足左足を進めて。両足を動かして一歩です。)
今度は吐きながら一歩、歩きます。
しばらくそのままの歩数で歩いて
次は吸いながら二歩、吐きながら二歩にします。
また、少し歩いてから。
歩数を増やします。
大体7歩~15歩まで増やします。(セミナーの際は15歩まで増やしていたと思います。)
今度はそれを徐々に減らしていきます。
15歩まで増やしていた場合は
吐きながら14歩に減らして、同様に吸いながら14歩
しばらく歩きながら
徐々に呼吸を減らしていき
最初の一歩まで減らします。

呼吸とリラックスが大事で
歩くのに合わせて呼吸をするのでは無く
あくまでも、呼吸に合わせて歩みを調整します。

呼吸が苦しい>歩みを早める・・・・・・・・・・・・・○
歩数が終わったから呼吸を切り替える・・・・・・×

上記が基本でセミナーや書籍では様々なバリエーションが紹介されています。

ピラミッド型に負荷を強めてから弱めるトレーニングはシステマで
よくあるトレーニングで、身体的にも精神的にも元気がわいてきます。(栄養ドリンクなんかより効果的です。)

今回練習会ではプラスアルファで手を叩いたらローリングをしてました。

練習会ではこの後、上記の要領で走ります。

プッシュ&ムーブ

システマでは押すことをプッシュと言います。(そのままなんですが)
拳でのプッシュを早くするとストライク、パンチになります。

2人が50㎝程の間隔で向かい合って立ちます。
互いが順番にゆっくり片手で押します。
肩や胸、腹
押された方は倒れない様に体を柔らかくして
旗のようにプッシュを流します。

下元さんのご提案でよくやるトレーニングですが。
毎回様々な応用が出てきて飽きないトレーニング
です。
相手のプッシュに乗っかってしてしまったり。
プッシュの方向を体で変えてしまったり。等

今回は以前に
テンション(緊張)からリラックス(脱力)
リラックス(脱力)からテンション(緊張)が重要だとのお話を聞いたので。
応用でそれを取り入れてみました。

手だけをコントロールします。腕はリラックスしたままです。
相手に触れる時はテンションを手に入れてその後リラックスしてから押す。
相手に触れる時は手をリラックスさせてその後テンションを入れてから押す。

面白いのですがリラックスして触ると相手の筋肉が反発せずに手が入ります。
マッサージ師の人なんかは無意識にされてる方法だと思います。
緊張させた手を相手の筋肉に触れさせると固くなり反発がおきます。中まで入っていきません。

応用させた場合。
リラックスして拳でお腹をプッシュして内臓にあたったら拳を緊張させます。
内臓を包んでいる筋膜という筋肉があり、これが拳に反応して緊張します。
全身が柔らかいと簡単にプッシュが流されてしまうのがコントロールが難しい
内臓周辺の筋肉が固くなることでプッシュから逃げにくくなります。

重要な事柄で今後も応用が出てくると思いました。


最後はいつもの通りマッサージで締めました。

次回練習会は9月7日です。

システマについてもっと知りたい方

体験したい方 システマ大阪
http://www.systemaosaka.jp/new/
北川インストラクターのブログ
http://systemablog.blog54.fc2.com/

高知の方は私の所に気軽にご連絡ください。
前田アドレス
odennotamago3@gmail.com 







0 件のコメント:

コメントを投稿