2016年12月23日金曜日

東京システマ通信 システマは頭がよくなる? 

こんにちは
前管理人の前田です。

帰郷時に練習会を行います。

12月29日(木) 夜7時~9時 場所 鏡川みどりの広場


雨天の場合
雨が降った場合は中止にします。
その際はブログに情報を載せます。
小ぶりの場合は決行する場合があります。

当日こんなことを勉強したい等
希望があれば
気軽に私の所にメールしてください。



システマは頭がよくなる?

私の話なのですが、2013年34歳でシステマを始めてから頭の回転が良くなったように感じてました。
古くからの友人にもシステマを転機に能力が延びていると指摘されました。
客観的にも変化があったようです。

なぜ、頭がよくなったのか?長く疑問があったのですが
最近、答えになりそうな書籍を見つけました。


脳を鍛えるには運動しかない!

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結構むつかしい本なんですが、この本によると

運動すると直後から脳内で「BDNF」と言われる物質が分泌されるとのことです。
このBDNFは脳のシナプスとニューロンを増殖、活性化させます。
単純に脳の容量が増えネットワークが強化されます。

この運動とは心拍数が通常より一定以上に上がる行動です。

勉強などをする場合は
運動をある程度して勉強することで
記憶力がよくなるという事です。
これは週に2回ほどの運動でも効果があるそうです。

さらに
この影響は小脳にもあります。
運動をすると小脳にもBDNFが出ます。
小脳は身体操作を記憶する場所です。
自転車の乗り方など複雑な体の操作を覚える場合。
教わった当日はむつかしいですが
何日かするとできるようになります。
これは小脳にネットワークができる為です。(小脳に記憶される)

この小脳のネットワークは
大脳にも利用されていて、
頭を使う場合に利用されるようです。

学生時代などを思い出してみるとスポーツをされている方は
勉強だけの方より
機転がきき、答えを出すのが早かったように思います。

システマの場合で考えてみると

ミカエルセミナーなどでは
ブリージングウォークとランを最初に行います。
その後、力の流れや体の部位の操作など
複雑な身体操作をさんざんやります。

つまり
ブリージングウォークとランでBDNFが出て
武術の練習で小脳が強化されるという
頭にもとてもいいサイクルが起こっていたという事です。

つまり「システマは頭をよくする!」という事です。


この本からははなれますが
このほかにも
姿勢や呼吸のエネルギー効率化の効果や
ブリージングウォークの歩行禅的効果
も頭に影響を及ぼしそうです。





体験したい方 システマ大阪
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高知の方は下元さんに気軽にご連絡ください。
下元アドレス(高知在住)
tomatomato19@gmail.com
前田アドレス(前サイト管理 東京在住)
odennotamago3@gmail.com 

2016年11月25日金曜日

護身の時代 野良猫委員長が吠える

 ついこの間もシステマ練習会を開いた。
 僅かばかりの時間、僅かばかりの人数で、しかもインストラクターがいない状況で、然してくんずほぐれつの練習会は愉しいものだ。

 皆さんは最近たのしいですか?
 楽しもうとはしてるけど楽しくないんじゃないの?
 無理して愉しんでませんか?

 僕は、システマをやっていて愉しい。
 システマにしても、他の武道にしても、スポーツにしても、仕事にしても、楽しくやってない奴らのことは今の僕ならば手に取るように判る。こいつらは物凄く老化が早い。老化現象で真っ先にやってくることは、感情の平板化だ。何をやっても若い頃のような感情が湧いてこない、全てが同じに見えて無為に思える。
 専門家ではないがこの方面の多読などをこなしているうちに、この現象を支える事実と根拠に関して、僕の中で結論は出ている。例えば、生理学的には神経伝達物質の総量は落ちまくっている。ストレスマッハでインスリンが出にくくなれば、脳内セロトニン量が不足して、セロトニンから作られるメラトニンも少なくなって余計に寝付きが悪くなる。積極的行動を促すドーパミンも出てこないから、40代くらいで背骨が曲がってくるわ動きが緩慢になるわ眼がうつろになって眼球が落ち窪んだ印象になって額にシワが走りまくって、エトセトラ・・・。

 経験的にも皆知ってるんじゃないですか?80,90,100歳になっても、精神的に明朗快活な人達は若くて人生に前向きだと。

 ここに、難しい法則、原則は何一つ無い。

 よく言われる、「好きなことをやれ!」
ただ、これだけを実践して生きていけばいい。

 システマの本部道場や、トロントやモスクワの奥の院で何をやってるかなんて僕は知らない、んなもの興味ははなから無い。僕はただ、システマをしたいだけ。週5日、毎回5時間もかけて練習に励もうが、月一回の集会に参加して後は自主練のスタイルで行こうが、先ずは楽しくやれていることが重要なんだから、僕的にはどっちも正しいと平然と言う。僕はリャブコ先生にも大西先生にも北川先生にも誰にも憚らない。だってココはそういうブログだし、少なくとも僕はリャブコ派システマはそういう方向へ進むもんだと信じているからだ。
 もっとも、システマを極めたいという願望はあるが、それはこれから先の事として、今の僕や貴方には関係ない。

 システマって愉しいよ、ホント!!

 僕は初めてシステマの実在とその情報に触れた時、痛くないよ、リラックスしていこうよ!
的な触れ込みにもやられて、お試しで参加したくちだった。

 ゴメン、嘘はつけないわ。むっちゃ痛い。普通に殴られる。打ち身とか切り傷とか、少なくとも東京の道場ではそうだった。大阪だと、自分のペースでいいよ!そう、大西さんからは言われるものの、僕が思うに、僕も周囲もめちゃめちゃインストラクターの人柄とか雰囲気にほだされて、大西さんの場合だとガンガンすさまじいペースで意味不明なワークが進んでいく!!

 でも愉しいんですわ。
 思うに、人と、本当の意味で触れ合う機会が持てるからだと思う。

 システマやりにくる人は基本的に主体的な、個性的な人達ばかりだ。
 というか、それが本来的人間の在り方だと思うんだが、難しく言うとそれが本来あるべき人間のオントロジー的存在論。

 裏を返せば、近代に措ける技術発展の末に出来上がる文明社会、特に大都市圏に措いては、マーケットの労働商品としても国家の機能的市民としても、商法や官僚制度の自明を強制的に信仰させられる事によって、感受性や感性がズタズタに破壊されている人々で世の中はいっぱいですよと言っている、主張しているのだ。
 根拠は貴方型の感受性と感性と信仰に委ねるしか無い。僕の根拠を述べようとしてもトートロジーに至るだけだ。僕は、世の中、壊れた人間だらけだと信じているがね。

 最近僕がよく吠えてるでしょ。
 世の中、プロパガンダ、アジテーション、デマゴギーが未だ飛び交っている。

 僕はバブル期真っ只中で生まれ、日本中、今から比較するとだが凄まじく景気の良かった頃を少年時代として過ごした。往々にして現状を過去から自明なものとして捉えている人々は、景気良かった頃のTVCMとか流行歌とかを動画サイトなんかで見返してみてくださいよ。随分と知らない間に、街も人も変わってしまったことに気付くでしょう。
 エンターテイメントは時代を写す鏡なんてよく言われるけど、少なくとも、金回りが悪くて90年代の様な根拠のないから元気は列島から消え去ってしまった。
 それを悪いことだという話をしているのではない。いまどきのこどもを見ていればわかるけど、成人が見つけられない喜びを見つけるのが得意でしょう。大人は、悪い色眼鏡で世の中を観ているから人生に喜びを見いだせなくなってるだけ。

 さて、タチが悪いのは、ヤバイ方向へと皆を導く観えざる圧力の方だ。
 観えざる圧力は、難しく言うしか無いが、実在はしないけど存在はする。

 もっかい言うぞ、耳かっぽじって聴け!!

 観えざる圧力は、実在はしないけど存在する!!

 "Big Brother is watching you!"
 このフレーズは、ジョージ・オーウェルの「1984」からとったものだ。
 有名なSF小説だ。このお話の世界では、権力者が少しずつ人々が使う言葉を奪い取っていく。革命とか、自由とか。
 フィクションの話ではなく、みんな今やツイッターの如き流行のフレーズに踊らされるようになっている。過去の歴史を振り返れば、体制強化のための焚書なんて世界各地で行われたことだ。

 例えば、僕は年金にはびた一文払う気はない。
 めんどーだったから、桟橋というところにある高知市の年金事務局には長いこと行っていなかった。すると、この間、なんらの書類申請がない場合は資産の強制差し押さえをするという文面がやってきた。
 知ってる人は知ってると思うけど、年金はもう無い。からっぽ。デジタル的数値としてモニターに載ってるだけ。以前、政府に近いミスター年金が、照会不可能な年金受給者が加入者の半数に登ると発表していた。大前研一氏などは、こんなんはなからわかっていたことで、もうどうしようもないことは明らかだと著書に記されている。
 ていうか、根本的に深刻なのは、償還不可能なアメリカのソブリン債で運用していることなんだが。
 こんな事実が沢山あるのに、年金加入者も役人も何も言わないなんて、君たち本当におばかさんの集まりですね、としか言いようがない。

( ・`ω・´)僕に対して怒ってもいいんだぜ!?でも反論できますか?これが、アジとかデマとかプロパガンダの産物なのさ。桟橋の職員さんは後でA4用紙十枚分のプレゼン資料携えて乗り込んで、極めて穏健に説教してあげるから覚悟してね(書斎から怒りを込めて。地方債刷りまくってまで市民を威圧する官吏をこれからひとりづつしばいていこうと思います。)。

 最近動物行動学者達が面白い発表をしている。人と動物の差異についてだ。異論はあるでしょうがまぁ聴いてよ。
 動物も精神疾患に罹るそうだ。へーっ!!驚き。しかもオス同士の政治的精神世界は複雑であるとのこと。
 本題はそこにはない。彼らが研究と思索を深めるにつれ、皮肉めいた発想に至るのだ。
 動物と人間の差異の認識が少なくなっていくうちに気がついたことがある。人間の特徴は、どの動物よりも自己欺瞞がうまいということだ、と。

 僕は、昨今のアメリカ白人達の世相は、結局の処、今の今まで信じていなかった、人種や信仰を乗り越えて統合されたアメリカ人という国民国家を形成する新しい人の創造に、東海岸を始めとする知識人たちやパワーエリート達が創った神話を用いて統合してこようとしたところが、ついにそこに嘘の匂いを嗅ぎつけた市民がブチ切れたのだと信じている。自己欺瞞の例ね、これ。
 最近気づいたんだけど、日本人も人のこと言えないくらいひどい人達の集まりだよね。東北や熊本を応援する動きがあることは皆よく知ってると思う。そこで気づいたのだ、沖縄の人達はハブなの?あんまり市民レベルでの自発的応援は聞かないよね、昔っから。ていうか、ずっとソ連の衛星国であるCOMECONみたいに搾取し続けてきた関東地方の東北地方に対する罪はハチャメチャに重いんだけど、めっちゃ皆で差別してるよね。

 ところで、僕がシステマを、勉学やキャリア形成といった通俗的で実質的価値を持つもの以外としてずっと続けているのには深いトラウマが関わってるんだと思う。
 今でも忘れられない、12歳の時にカツアゲをされた経験が僕を万能感の方向へ未だに突き動かしていると。
 上げればきりがないが、文学という近代化の後の独立した内相的個人確率のための手段は、近代以前の遥か遠く古代の頃から、僕達人間の孤独と、人間はろくでもない生き物だということを後世に伝えている。僕個人のその後の体験の数々もそうだし、凄まじい量の本を読むようになった昨今もますます、僕に声を大にして自己防衛に関する危機感を強く教えてくれている。
 小さなところで人々は、僕もそうだったが助けを求めている。だけど、「世界の中心で愛を叫ぶ」を観て感動して映画館を出てきたところにいたホームレスに石を投げつけるのが昨今の世情なのだ。というか、昔から人間はそうだった。
 細かいことだが、男は虚構に走り、女は現実から目を背けることは文学界では超有名な話だ。

 はっきりいうと、今の世の中、単純に生命を永らえるだけならば働かなくても生きていける。アメリカさんが創った、世界に流布してしまった数々の席巻する正義の中に人権がある以上、生活保護だけは切ってはならないライフラインだ。んなことしたら民主主義とそれにぶらさがっている資本主義のイデオロギーを犯すへんなカルト集団が出現するからたまったものじゃない!!だから生活保護だけは切られない。
 でも、昨日の夕刊で高齢者の医療負担が増えると在った。いいように使っておいて、老人はさっさと死ねと言われているのと同じだ。姥捨山を正当化するのか?
 先述したが、近代国家も企業の搾取の構造で成りたっている。つまり嘘に騙された人達は労働力の提供と消費行動強要され、権力者側から都合よく切られるということだ。何時の時代だってそうだった。

「千載の後までも、我々のこの壮烈な場面は繰り返し演じられるだろう。未だ生まれぬ国々において、未だ知られざる国語によって。」
ウィリアム・シェイクスピア ジュリアスシーザーより

 歴史は反復する、よく聞くこの言葉を僕も信じている。シェイクスピアは人生を舞台劇に喩えた。ならば、僕は何役を演じようか、そう真剣にもんもんと考え続けた日々が在った。そんな日々の中、僕は自己防衛、護身に関する想いを強くしていったのだ。全てを相対化していく中で、自分ですら信じていないことを他人に絶対化させようと躍起になるクズが、言論の世界にも政界にも、いや、近所親族学校にも山と居る!!みんなで僕や君達を潰しにかかってくる魑魅魍魎が沢山居る。
 化物たちとは、人語をしゃべる言葉を解さない実在だ。こいつらが社会をうろちょろしている。

 僕は凄く誠実だ!!
ヽ(`Д´)ノ この、下元の野郎はついに何を言い出すんだコノヤローッ!!?

 いや、僕ぐらい誠実な奴はいない。
 僕は言葉を凄く大切に使う。言葉をいい加減に使う奴らは情報化社会に措いては特に、自分の立ち位置すらわからなくなって何をしていいのか、何をすべきか、何をさせられているかが見えなくなる。
 何より困るのが、他者と我を頒かつ自我が保てない共依存者へと堕しかねない、いや基、堕すことだ!!!!

 僕はさんざん考えあぐねて、どんな主義主張を言われても譲らない2つの価値観を、僕の人生を貫くツートップとして設定した!!

壱に、僕自信の命。
弐に、僕の保有資産。

( ´_ゝ`)もうね、なんちゃらイズムっていうのを押し付けるのやめて。まじで糞うざい。その論理を判って使ってる人達どんくらい居るのよ?
パチンコやデリバティブバーチャル賭場が潰れない理由って判る?
無垢な次世代が騙されてやってくるから、そんで擦り切れた現役世代が舞台から退場するから。

 天動説から地動説へどうやって移行したか判る?
 天動説信じてた奴らは、最期まで天動説を信じて死んでいった。
 世代交代によってしか、今の処人類はパラダイムを変えることが出来ないらしい。

 こういう思考経緯が在るから、僕は怖くなったんだよ。
 僕は人間が凄く恐い。
 だけど、近代を愉しんで生きるには社会にコミットメントをするしか無い。

 南スーダンへ自衛隊を派遣したけど、南スーダンはオバマ政権の傀儡国家だってみんな判ってんのか?僕は、これが国益になると知っている。要はアフリカ資源開発をやってる中国を牽制したいだけだ。だけど、派遣される自衛官は胸中に何の疑問も沸かないのかな?何を守るために主体的に志願したのかな。
 かつて京都帝国大学学生達は、とある京大教授の書籍に感化されて、喜び勇んで特攻機に乗り込んで逝ったそうだ。科学者志望の僕としては、存在論的日本の為に喜んで死ぬ奴はバカとしか思えない。要するに、君等騙されたんだよ。
 怒ったってしょうがないぜ?なら2.26の安藤大尉たちはどうなんのよ?彼らこそ英雄じゃないの?ぶっちゃけあれは犯罪行為、クーデターなんだが、それでも2.26礼讃映画をもっと作ってデマゴギーしまくろうよ。

 僕は豊かな時代の日本で生まれ育つ事が出来てよかったと思うし、日本的なものに愛着があるし、現代的習俗的慣習にも愛着がある。反米でもないし、むしろ15年来のトレッカーとして、未だにスタトレグッズをあさっていたりもする。
 でも、いざ赤紙が回ってきたら、僕は、さすがにこれ以上ヤバイ言葉を、ここでは使えないレベルの動詞を実行するだろう。後ろ指をさされても構わない。僕は一番に自分自身が好きだからだ。無理、なんちゃら主義を振り回す連中に、これ以上迎合するのは。

 さて、そろそろ話を総括しようか。
 護身を考えるにあたって、僕はいきなりシステマを直で選んだわけではない。システマとはなんぞやを、僕も始めたばかりの頃はあれこれ調べてはの毎日だった。
 はっきりいって、護身術で核ミサイルにはかなわないよ。AK47にも勝てない。ていうか、国家権力と其の暴力装置を敵に回すのはやめとこうぜ。マジで無理だから。
 僕はスポコンに興味はない。メダルとか競争も興味ない。意味なく殴りたくもない。ただし、もう豊穣な近代国家で愉しく生きる僕の縄張りを犯す連中は許しておけない。ブラッドハウンドのように合法的かつ倫理的範囲で徹底的に追い詰めて吊るしあげる。そこまでしないと逆につけ込んでくるのが最近の動物化した人々だ。

 システマが教えてくれることは生きている事のありがたみではない。
 よく言われるけど、これは本質をツイていない。
 システマは、君や僕が自由に生きていいことを教えてくれる。そして、互いに繁栄し合う為の基礎的訓練を授けてくれる、他人との同調、他人の不合理な情念を感じること、他人に受け入れてもらうこと、他人に実在しない愛や連帯の機運を感じさせること。
 もう一つ、僕が薄々感じているシステマの極めがある。人を一撃で見抜く力、リャブコ派システマはこれを授けてくれると信じて疑わない。

 ぶっちゃけ、これがないから今の社会はダメなんだ。
 24時間闘うぞでは誰も貴方を認知しない。そういう神話は崩れ去った。

 だって、者とお金が余ったら、次は人が余るじゃん。
 人はマーケットで生きてるんじゃないんだよ。

 この世には、論理の通用しない奴らはゴマンと居る。アメリカと違って、シニア層には特に、会社以外にまともに属していける文化なんて日本には存在しない。そろそろ人間的在り方を模索すべきじゃないですか?
 国家も企業も搾取を強めるコーポラティズムの時代に措いて、僕らは思想を強化しないとやっていけないと総括します。
 システマは思想の体系です。実在しないけど存在します。
 システマは、ムードロスチ、ロシア語で叡智を指します。
 叡智とは、生き残るための本物の知恵なのです。


(´・ω・`)
 老人は前帯状皮質だけが残って後はしぼむそうな。といっても、それは快活さを失ったシニアの最後の姿。人の精神はよく出来上がっていて、ここだけ残ってれば幸せなことしか認識しないそうな。
 でも、それってだめじゃない?
 死ぬ時恐いよ。
 側頭葉にはいっぱい過去の記憶が入ってるから、死ぬときにめっちゃ悪夢にうなされるよ。
 そろそろ本物の生き方しようぜ。
 脅しとかじゃなくて、自分を取り戻そうよ。

 僕はゾンビと生きたくはない。眼が輝いている面白い奴らと生きたい。
 僕は生きたい!!
 これがシステマをやっていく上での、僕を突き動かす不合理な情念だ。

 バカにすんなよ、もう科学の俎上に載っている事実がある。
 それは、生きようと思えない奴はさっさと死ぬ、本当の話だ。

 くれぐれも、ここでのお話は他のシステマーには全く関係ない、僕こと下元の独断です。本武道場などに、これに関することで突撃とかする軽率なことはしないほうがいいですよ

2016年11月11日金曜日

11月15日のシステマ練習会のお知らせ(下元委員長のアジ付き❤️)

TPP、ついにやっちゃいましたねぇ、予想通りというか、これで公的医療財源も全国の大手医療法人も消し飛びましたね。
ヤッタネアフラック、センテヒッショウ!!
トランプ大統領登場は意外すぎましたが、間違いなく王政とヘンテコイデオロギーが台頭するでしょう。
エマニュエルトッドミテルカー?
時代は帝国主義とコーポラティズムですね、システマだけでも明るく行きましょう!!
/(^o^)\ナンテコッタイ

15日に、城西公園にて、11時から15時までを予定。(ここだけがメイン)

実はプーチン大統領に期待。
ユーラシア主義やっちゃって。
結局アジアの時代なんて情宣だった。
英語に並んで、ドイツ語とロシア語やるといいよ。
TPP帝国主義 VS EUドイツ帝国主義 VS ユーラシア帝国主義 VS なんかのカルトかイデオロギー(そのうち出てくる)
ブリージングシテオチツコウ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

と、思ったらTPP発行出来なさそう?
でもそうしたら日本の無産労働者階級は新興国との労働価値平準化、コストプッシュインフレ起こっちゃうよ!
市民諸君!そろそろ思想的にもフィジカル的にも武装しないと危ういぜ!!
アメリカ人がトランプ選ぶのは当然の選択だけど、要は市民にお金がないから民度が下がっただけの事。
お金がなくなるのはマーケットがあるから。
民主主義って資本主義経済選ぶ事は正しくとも、突き詰めれば全体主義になる。
要は自由主義の堕落ですね!
主体的自由主義的個人達の没落です!
だ・か・ら!主体的になれるシステマやろうよ!

世の中アジとデマとプロパガンダだらけ。
STAR MEDIAとかスプートニクの方が可愛らしいですわ。
ロシアのドラマって可愛いよね。
┐(´д`)┌ヤレヤレ

2016年11月8日火曜日

東京システマ通信 システマ・ピーマンズスタンダード

こんにちは
前管理人の前田です。


帰郷時に練習会を行います。

11月27日(日) 種崎海水浴場 13:00~16:00

雨天の場合
当日11:30の時点で雨が降ってれば中止にします。
その際はブログに情報を載せます。
小ぶりの場合は決行します。


最近システマ練習生の間で話題になってる
システマ芸人の方
システマ・ピーマンズスタンダード
https://www.youtube.com/watch?v=GJWPUzoUVgw

今朝、初めて見ましたが、笑いました
これは面白い。

動画の中でしてる呼吸法は
バースト・ブリージングです
細かい呼吸を連続して繰り返す方法です。

実際に痛みが減るのと
精神面が通常の状態に戻ります。

一度、ダメージを負うとそれによって
相手にコントロールされたり、まわりが見えなくなったりします。

危機が迫っている精神状態です。
これらを通常の状態にリセットしてくれます。

最後、打撃を受けたところの肌が赤くなってましたが、
あの見た目だと青あざになったりしません。

通常、打撃を受けるときは反射的に筋肉を固めます。
筋肉を固めてしまうと青あざになったりしばらくダメージが後日残りますが
赤くなってるだけなので体を柔らかくして受けれてる証拠だと思います。



この手の笑いはシステマのセミナーではよくある笑いです。
ストライクを受ける練習の時は
システマの先生のストライクがどれだけきついかみんな知ってるので
受けて悶絶してる様子はみんな笑ってしまいます。
「あれは痛いぞ」という感じです。

ただ、この一見暴力的な行為が、なぜ笑いになるのか?

もしも後日、おおきな青あざになったり、精神面にトラウマが残ったりすると
それは、笑えない光景になりますが、
上手なシステマの先生が打つストライクというのは、ダメージが後日に残りません。
逆に体の固まっているところがほぐれて健康になります。

また、先生がたはセミナー後にダメージを残さないように配慮します。
私が初めてミカエル先生のストライクを受けた時は
はたから見たらほとんど手を振ってないのに
大きな石の塊が激突したような衝撃を受けました。
私が悶絶していると「プッシュアップをしなさい」と言われ
訳が分からず
プッシュアップしたのを覚えてます。
当然ですが、後日まったくダメージは残りませんでした。

下元さんなんかは、練習の中でストライクを受けた後に
「ストライクはマッサージだ」と本気で言ってます。


動画の途中でダメージ後に体が丸まってるのはダメですが、
ばっちり笑いを取ってるんで、お笑い芸人さんとしては一流ですね。




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http://systemaosaka.jp/

高知の方は下元さんに気軽にご連絡ください。
下元アドレス(高知在住)
tomatomato19@gmail.com
前田アドレス(前サイト管理 東京在住)
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2016年10月19日水曜日

東京システマ通信 

こんにちは
前管理人の前田です。


帰郷時に練習会を行います。

10月30日(日) 種崎海水浴場 13:00~16:00

雨天の場合
当日11:30の時点で雨が降ってれば中止にします。
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マスター ヴラディミア・ヴァシリエフ来日!!

「ストライク・システマ・マスタリー」
11月5日、6日
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2016年9月16日金曜日

次回練習会日程のお知らせ*中止*

今月15日、11時から15時にかけて城西公園にて練習会を開きます。
今月はこの日以外に練習会を設ける予定です。
お楽しみに!!

雨天により中止しました。すみません。
( ´_ゝ`)最近天候君調子乗りすぎじゃないかね?

2016年9月15日木曜日

東京システマ通信

こんにちは
前管理人前田です。

今回はブログの紹介です。
Iitの佐藤 守さんと言う方がいらっしゃいます。
何度か練習をご一緒したのですが
とても、技術が高い方です。

この方が現在、モスクワで修行中で
その様子をブログで上げてます。

システマをされる方で
一度はモスクワでミカエルの元で修行したいと思う方は
多いと思います。私もです。

貴重な情報でかつモスクワに行った気持ちで読めます。

佐藤 守さんブログ
http://systemamo.blog.fc2.com/

この後一度日本に帰ってから、今度はカナダに行くそうです。
ブラッドの元で修行する
トロント編の記事も必見です。

これ以上ないシステマ修行ツアーですね。



高知 練習会情報!


下元さん 練習会!

9月15日、11時~15時 城西公園

一つ前の記事です。



私も練習会します。

前田 練習会

9月25日 13時~16時 種崎海水浴場



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2016年9月3日土曜日

東京システマ通信

こんばんは
前管理人の前田です。

最近は東京で稲垣インストラクターのクラスに通ってます。
システマインストラクターは様々で
どの方に師事するのか?
というのはみなさん悩まれるところだと思います。

私が参加したことがあって知ってる限りだと
西日本なら システマ大阪の大西さん
東京だと 稲垣インストラクターのクラスの稲垣さん
が自信をもってすすめることができる先生です。
近くにお立ち寄りの際はぜひ一度、師事するのが良いと思います。

私が紹介したい先生の基準は2点で
・生徒がケガをしないように気を配れる
・生徒を成長させる目標を持っている
この2点です。

先生方は語りつくせない魅力をたくさんお持ちですが
あえてこの2点だけ言わせていただきます。

ちなみに上記は”ケガ、故障”の話で
痛い痛くないは
痛い思いをさせてくださる先生の方が勉強になると思います。

ちなみに海外はケガに関しては結構あるとのことです。

稲垣インストラクターのクラスはフェイスブックに詳細がありますので
一度師事してみたい方はどうぞ、私に気軽にご連絡ください。


これは今晩あった練習の話ですが
私の現在の弱点はみぞおちで
ストライクを受けた時に簡単に姿勢が崩れます。
原因はどうも腰がロックされているせいで
そのせいで衝撃が抜けないの
だと教わりました。

なぜ、腰が前に張り出しロックされているのか
よくよく考えてみると
中学校時代にジョジョの奇妙な冒険の承太郎がかっこよくて
真似して腰を突き出して立っていたことに思い至りました。
37歳になって体から承太郎リスペクトが出てくるとは
思いもよりませんでした(赤面


マスター ヴラディミア・ヴァシリエフ来日!!

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2016年8月8日月曜日

システマ練習会開催告知*日程修正済み*

予定されていた8月15日に変わる日を設定しました。


ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
カーボン出し過ぎで熱いんじゃボケえぇぇぇ!!!!

最近好調な高知でシステマ掲示板管理人代理心得下元です。
30日火曜日11時から15時迄、城西公園にて開催します。

アブラ出過ぎて石油系金融資産ボロッカスなんだけど、ガス代は下がらない、んでもって火力発電とまんない、熱い・・・
(;´Д`)本気でフォールアウトみたいな世界になるでコレ。
涼しいアイボリータワーに引きこもっていよう、そうしよう!

当日は水分補給できる体制で、熱中症にならないような対策をしてきて下さい。
いつもいってますけど、僕は何も責任取れませんし取りませんし取るつもり無いんで、お願いします。
修飾語句ばっかの日本語って便利!!

結局中止しました。すみません。

2016年7月26日火曜日

古来征戦幾人回!! 地獄を知ってまたひとつ眼を開かされたお話

 題の訳->「昔っから戦争は絶えず、その度に若者達は連れて行かれ、ほとんどは還って来なかった」
 システマでは「汝、己を知れ。」とよく言われます。僕もそうですが、若者って何時でもどこでも凄く短絡的で、でも純粋といえば純粋なんですが。思い知らないと、覚悟が決まってないと、あぁ、やられるな!!そう感じたので、今回は其れに関わるお話。

 管理人の前田さんが久々に帰って来られて、僕とマンツーマンで様々なエッセンスをおすそ分けしていただきました。
 しょっぱなの、膝立ちでふくらはぎから足先まで踏みつけられるワークが、今回最初で最後の、いの一番の教えであったと心底思いました。こいつの痛いのなんの!!ブリージングで忍ばされるのですが、頭が本当に真っ白になっていく・・・。これがすごいやつになると、ナガイカやボルチャカでぶっ叩かれまくる内容になるそうです。これは、所謂システマ式マッサージではなく(かもしれませんが)、エゴを出すためのワークなのだそうです。
 ははぁ、なるほど、と、無事にワークから生還して思いました。正直に言うと、途中何度も、恨んでやるぞ、コノヤロー・・・、もう勘弁して、などなど様々な、独立不羈や独立独歩とは相反する精神状態、情動が湧き上がってきた事を白状します。
 あくまで個人的感想の範疇に留めますが、僕はこのワークで普段自覚できていなかった様々な、よりよい人格や人生を得るためには不必要であり足を引っ張りかねない本質の匂い、感触を覚えたという確信が芽生えました。

 僕はまだ40年も生きていません。そんな僕でもいい加減、そろそろかなり気づいてきた、見えてきた人の一生についての一般的観測の回答を得て来た想いでいます。
 ところで、お経というものについて、最近この本質を掴む機会がありました。現今のお経はそのほとんどがただのマントラになっている、「バシ○ーラ!ラリホ○!ミナデ○ン!」と、小学生が大声で魔法ごっこ遊びをしているのと何らかわりません。本来のお教とは師匠から弟子へ、聖火リレーのようにその本質を脳汁バンバン出しまくって伝えていく積極的かつ率先的行いなのです。前開も書きましたが、ソクラテスもこのあたりを危惧して書記文化を忌避し口承文化継承を訴えたのです。だから毒殺されるんだよ・・・保険打っとけって。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
 現代はデジタル書籍まで登場してコンテクスト情報は大氾濫しています。さっきの気づいてきたことというのは、知的コミットメントの能力差が社会を階層化させるという力学です。2chは30代や40代が中心層で、いまはli○eやtwi○terが主勢力として、感情だけを吐き出す媒体として人気を誇っています。僕は、かつて渋谷系と呼ばれた(カネになるからアキバ系は政府が押すんですが、軽犯罪の温床になると観てか渋谷系は撲滅されました。オイオイ。)層の特殊化したコミュニケーション媒体、ギャル語も、そんなものもあったなと覚えています。特殊化する言語やコミュニケーションツールは早晩死に絶えます。普遍性のあるツールのほうが必要なんですが、これがコンテクスト情報なのですが、さっきもいいましたがこれは叛乱していて、そもそも一般的に本を読むなんて行為は世の99%以上の人々にとってしんどくて仕方がない行為なので、これも見えてきた力学なのですが、まぁ何時になっても流行らないものなのです。

 世の中は一部のリーダーが、次世代の産業やあらゆる業界の新しいパラダイムの種を齎して、そこに人々が群がってでかい既得権益や保守的文化を形成するものだと僕は信じます。だから、停滞感のある世の中で一人ひとりにリーダーシップを求めるのは、確かに酷なものなのだと僕は思います。さっきも言った、99%には学校の先生だって漏れ無く入っていて、そこにまともな読書人なんてほぼいません。クズ本読んで威張って子供達をいじめまくってます。漢籍の心得なしに森鴎外読めるわけねーだろ・・・ボクモイジメラレタ!
(・A・)イクナイ!!
 前述したワークでは、今まで述べたことを簡単に包括的にした内実を凄まじく思い知らされたのです。
 僕は個人的人生観へのキャッチアップと実体的なそれの構築のためのリーダーシップを、決して諦めないと誓っています。異論はあるでしょうが、15歳にもなれば人間は棺桶に入るまでずっと孤独に生きることは普遍的ファクトです。どっちにせよ、自由に、豊かに、満足する生き方をしたいならそういったマインドを持つべきでしょう。
 でも実際其れが出来る人はごくわずか。どれだけ誓っても、もしかしたら僕も敗れ去るかも知れない、その蓋然性は決して薄くはないはずです。
 幼稚園生から孤独な老人まで、皆徒手空拳でコミットメントの術を獲得していきます。だから、僕はもう二度と他人の現状にケチをつけたりはしないと個人的に誓っています。今日のいの一番のワークでは其のことに思いが至りました。
 システマもまた、主体性が問われるのです。間口は広いですが、ステップアップするには超えなくちゃいけない山が幾つもあるのでしょう。システマを舐めてたんじゃなくて、人生をまだナメてんなオレは!!
 心底、本当にそう思いました。知的に、精神的に、キャッチアップするのって、コミットメントするのって甘くない!!
 でもあの山の上に僕は巣作りをしたいものです(言葉を使い間違ったわけではありませんよ。低いところでの巣作りは、ヤバイ。)。



そういえば、公園にまだ眼の開いていない子猫が(捨てられていた?)いました。見知らぬご夫婦が結局拾ってくださってホッとした!!
( ;∀;) イイハナシダナー
僕は犬猫の味方、ニンゲンは嫌い。
そんでもえっちらおっちら、恒久平和の門を悶絶しながら開いてゆく。
拾ってくれてありがとう。



コミットメントにメソッドなんて無いよ。いい師匠を見つけることが、全てのコミットメント、人生のスタートだ!いやほんとにそう思うわ。ねぇ、見てる?



ミテル?
( ゚д゚)


おわり。 

2016年7月15日金曜日

目隠しナイフワークと普遍

 なんか小難しくしてけむにまいたかのようになるんで、考察でもレポートでもなく感想をちょこっと載せます。

 普遍、って言われてなんだかわかりますか、説明できますか?おいおい、もう講義かよ。
 昔のギリシア人達は普遍にたどり着く信念を心得ておりました。それは認識上の真、道徳上の善、そして審美上の美、これらを経て普遍であると言う信念です。
 認識するのに不可欠なのは言葉です。アリストテレスやプラトンの時代には、もう既に文字文化が根付いた、あるいは根づき始めていた頃です。彼らのお師匠様であるソクラテスは口承文化の破壊と知性の劣化に繋がるとして、この新しいメディアの登場にぶちギレ激おこプンプン丸でした(んなこといってるから毒杯呷ることになるんだよ・・・ロビー活動とか根回しって重要だよね。世の中一筋縄ではいかない。そういう意味でソクラテスはいつまでも若かった!!半分見習いたい、いやほんとに。)。ところが現代のツ○ッターに連なる呟きに拠る言葉の烈火どころか、肌身感覚的で実在的な目に見える華やかな人類の文化が開花していき、知的コミットメント能力に拠る社会の階層構造化に拍車をかける事と相成ります。

閑話休題

 ナイフワークについてですが、昨日やった目隠しナイフワークは刺激的で、非常に印象深い記憶として脳裏に焼き付いたがため、衝動的にこれについて感想を、せめて記したかったというわけです。
 金属製ダミーナイフに視覚のモーダルチャンネルを閉じさせて、何か感じるものを探っていくというものです。大阪や東京の道場、またはインストラクターのブログでよく聞く話でして、これ、この段階をクリアしないと進めない次の段階へのステップがあるそうなんです。
 きもちわるいのこそばゆいの、恐怖やテンションのワードで片付けていた情動と内省的感覚へのラベリングは昨日の段階ですら結構深化、精緻化して、これだ、いまだ!!ナイフが来るぞ!!!!というような片鱗を掴んだという手応えがあったと思いたい!思いたいだけです、錯覚かも。

 べつにですね、なんか真新しい物を身につけたとか言うんじゃないんです。子供の頃にはたしかにこういう感覚を覚えてたよな、というものを強烈に思い起こした、だから閉じていた感受性を復活させる作業なんじゃないのかなこれは、と幾ばくかの確信をもったといいたかっただけです。
 これは普遍的か、局所的か、はたまた特殊化か!!?そう問われれば回答するには徹底的ディベートが必要でしょうな。めんどうだからここではしないけど。というよりいつまでもしない。誰か勝手にやって。
 だから僕の勘で言うと、普遍だろうと、そう思います。特殊化の道を行くなら死に絶えるだけ。でも、国民国家の概念と資本主義の概念が多くの近代人の内的原則として根付いた今日でさえ、商品化と消費行動を半強制される社会でこうしてこの人づての実践と体感を受け継ぐ人々は跡を絶たない。
 平面上に記されたシンボルとして最も抽象的表現の砦を守った人に、HMSコクセターという幾何学者が居ます。平面幾何はオワコンとされていた時代の人ですから、根性ある人なんですよ。何十次元の世界の何十面立方体を平面幾何に落とし込むとどうなるか、とか言うことをずっと考えていた人です。
 彼だけじゃなく、彼の目指した世界だけでなく、世間には人の数だけすっごく抽象的な世界が在ります。コクセターはとっくに亡くなっていますが、彼の世界は消えてもその地平線をおがむことが出来るザイルは、山頂付近に繋がったままです。
 この目隠しナイフワークで観える世界が、システマをやる方々皆に同じに感じられているかというと、甚だ怪しい物が在りますが、お互いザイルパートナー同士、多分山の上からの絶景をおがめたことでしょう。
 抽象的な世界、言葉に未だならない、なりそうにない世界への挑戦は世界中の各分野で未だ続いています。然して僕はこのことを信じています。いずれ一般大衆にその時代の話し言葉で記述がなされ、歴史によって民主的に普遍化していくだろうと。

 議論っぽい?ぁー、ハイハイ、幼稚園の頃から理屈っぽいって言われなれてます!
(゚Д゚ )アナロジーデリカイシテ。メタファーモシニシーモイトシテツカッテナイカラムズカシクナイヨ。

2016年6月29日水曜日

高知でシステマ7月7日トレーニング開催告知

ハイ、先月の練習会はやはり天候に潰されてしまいました。
然して留保という立派な戦術で挑んだために負けてもいないわけです。

高知でシステマ、同好会主催代理(軍師心得)の下元です。

14日木曜日、城西公園にて11時から15時を予定します。

遠慮せずガンガン行きましょう。
リラックスして、現状を突破していくのです。

次回は目隠しナイフワークを主軸にしようと思っています。
カンカン照りが予想されますので水分補給が出来る体制で来て下さい。

*くれぐれも、ワーク中の不慮の事故などは責任は各個人で負うことを自覚して下さい。高校生未満の方の参加はご遠慮下さい。*

2016年6月13日月曜日

6月のシステマ練習会開催予告?

まぁ十中八九雨でしょうから無理っぽいかも・・・6月はムシムシしてて嫌です。あじさいだけが綺麗。
城西公園で、22日11時から15時開催予定。
勝敗論を人生の基軸に据える男は、天候には勝負を挑まない。
鉄板にストライクを撃ちこむようなものです。

2016年5月23日月曜日

システマ練習会開催告知

今月27日金曜日に、高知市城西公園にて練習会を開きます。開始時間は10時半、終了は午後2時半を予定しています。宜しければ覗いていってみて下さい。

下元

2016年5月17日火曜日

高知のシステマ遍路紀行

 システマと出会って早六年目を迎えて、ちょうどよい頃だとも思い至り、先月の練習会をインターバルとして書き起こす、僕のシステマ観を綴ってみました。

 世界には多くの流派があります。武術に限った話をしているのではありません。茶道や華道もそうでしょう。絵画の世界も、映像美術の世界もそうです。宗教も、キリスト教ならカトリックやプロテスタント、ルーテルやらいろいろあります。イスラムなら、シーアにスンニはメジャーですが、十二イマームなんていう派もあります(イスラムなのにクリスマスのお祝いをする派まで存在します)。宇宙論の世界もそうでしょう。10次元、11次元をとなえる人々に続いて、21次元なんて主張する人も出てきてます。
 システマの名を冠した流派が多い事に加え、一般的な意味におけるマーシャルアーツまで含めると武術界は数多の流派を擁していますから、僕は武術初心者の時分にはよくばって、言い換えればバカはバカなりにバカになりきらずに、師匠の真意を理解せずにあれやこれやと手を出したのを今でも覚えています。それがシステマをよく知る一助に、結果としてなった訳ですが、システマは、便宜的にシステマ・リャブコと明記しますが、ミハイル・リャブコ師匠とウラディミア・ヴァシリエフ師匠が世界で初めて命名されたのであって、ロシア語でシステマとは英語での「ザ・システム」に相当するに他なりませんが、それでも武術界に措いては御両者が世界初なはずです。他のシステマは、有名所ではカドチニコフ将軍が興されたものがあります。其れ以外に様々なシステマと称する武術が存在しますが、どうやらまともなものの多くは源流がコサック等のユーラシア広域に渡る、プレモダンの時代に措いては近代的な継承システムや教育システムが整備されていなかった現地住民の間で伝わっていたものを近代的に体系化し直したもののようです。
 さて、僕なんかは一先ずリャブコ先生の系譜に付いて行こうと考えたのですが、他に頼る当もなし、然してすんなりとシステマ・リャブコを受け入れたわけではありませんでした。時を同じくして、僕は読書人としては些か遅れ気味ではあるものの、システマと同じように格闘の末、ついにとある読書人の系譜に触れ、トートロジーの概念等を体感しシステム思考の初歩を会得していました。
 トートロジーとは同語反復のことです。例えば、むちゃくちゃ強引な喩えで言えば、神は居る!!という言明に対して、なんで居るのかと問うてみても、居るから居るんだよ!!と、返答が在るだけのことです。今の国会答弁を聞いていれば、これがよく判ります。やたら修飾語句が多いのですが、それらを剥ぎとってやれば主張は単純で、答弁の内実はこれを繰り返しています。お為ごかしで、やたら抽象的表現が得意な教条主義なイデオロギーの主張にも通底しています。
 当時のシステマの教本には難しいことは一切書かれていなかったように、印象としては残っています。ですからドリルの内容はあっという間に全てやり終えてしまいました。地方に措いては、誰も一対一で間違いを指摘してくれませんから、こんなのでいいんだろうかとずっとモヤモヤとした想いが晴れませんでした。前田さんとタッグを組んでからも、暫くこれは続きます。途中、中国武術を齧ってみたりもしました。つまり、僕のマインドとしては、やるからにはベストな物を会得したいのだが、そもそも今やっていることに意味はあるのか、基、武術なんか僕の人生に何の意味があるのか?様々な雑念が湧いてきて、これらの内省的セルフトークは個人的動機に迄批判を突きつけてきました。
 幸か不幸か、個人的なことですが、当時の僕は失うものが無くなっていましたので、逆に人生をよく考えて再出発する機会に好むと好まざると向き合わないと正直まずかったのですが、リデル・ハートに代表されるイギリスの戦略思想に影響されていたばかりということもあってか、実際の行動の前に先ずよく情報を吟味する事を心得ていましたから、ともかく今はシステマを続けるんだという覚悟で鍛錬に励みました。
 何時頃からかは明確に覚えていませんが、ついに僕の内的プリンシプルにシステマ・リャブコが宿り、あらゆる他の武術の系譜への考察と批判が出来るように成りました。ここで、前述のトートロジーの概念が役立つのです。
 科学や哲学は、宇宙や我々と言う実体とその実体の本質を論じようとし、解き明かそうとしてきました。それでも、どうにもわからない、未だ更なる本質へとたどり着けていない語りの系譜、知の系譜があります。その系譜の端っこの部分、あるいはシステム思考の各端点、根っこの部分と言い換えてもいいかも知れませんが、それがトートロジーです。
 言い方は悪いですが、ぶっちゃけるとシステマは水先案内人が居ないと、よほどの動機無しには直ぐにリタイアしてしまうほど、間口は広いけど時分の頭で考え続けないと解き明かせない知の体系であり、深い考察に基づくシステマのシステムへの理解がない人には意味不明な御高説を聞かされているだけだと思います。そこでは幾つものトートロジーに出会うでしょうし、情動的には、慢心や妄想、攻撃的意思や鍛錬への忌避感等とも絶対にめぐりあいます。
 瞑想修行をされる方ならばご存知でしょうが、瞑想修行では行ってはならないラインが存在します。仏教界では魔境と称されます。瞑想に成功すればめちゃくちゃ抽象思考能力がアップしますが、それにはこの魔境をクリアしないといけません。どこからが魔境への入り口なのかは手探りで進んでいくしか無いのですが、万が一(ぶっちゃけかなりの高確率で魔境を観るとは思いますが・・・まぁ僕もしょっちゅう観るんですけどね)魔境に分け入った場合、そこでは、前述の情動に取り憑かれそうに成ります。あれら以外に、快楽や恍惚、無限とも思える万能感や超越性との一体感といったものもありますから、これらに溺れた行者は二度とまともな人間性には戻れません。ではどうすればいいか、他に手はないのか?あります。それらの情動を相対化すればいいのです。それには抽象思考能力を活かします。話が長くなるのでここで切りますが、要はシステマの上達の仕方にそっくりですね、と言いたいのです。

 正直いまの様な知見や精神性の獲得に至るとは思ってもみませんでした。こまかな技術論は、本日はしません。ぶっちゃけしても意味はないでしょう。あの通り、述べましたように、システマは実践と体感と考察の継続で体得する武術であり、一種の学問であり、完全にある種の修行の場です。たしかなメンタルタフネスと知的能力の向上を望める不思議な方法です。
 比較論で言えば、僕は以前より、明らかに攻撃的ではなく説得による社会へのコミットメントを積極的に試みるように成り、執着から離れて恐怖心を手懐けるように成り、自立心の向上と同時に何かに依存しないと生きていけないことを一層認めるように成り、快楽的刺激的人生よりも知的刺激に満ちた心の平穏を求める人生に価値を抱くように成りました。実を言うと、システマに求めるものも、期待するものまで変わってしまっています。以前なら、師匠のかっこいい剣捌きや強烈な打撃に興味がありましたが、興味なさすぎなのは困りものですが、そんなものよりももっと抽象的で実在を離れた未来の僕の陶冶されたマインドやヴィジョンを得ることに希望を持っています。
 ところで僕は読書人の末席に居ると記しましたが、読書も、いや多くの人々にとって読書は本当の処、人生に措いて相当高位の優先度を与えられるべき掛け替えのない行為なのです、一般論としてはぶっちゃけシステマ以上だと思いますが。トートロジーを判らないというのは、彼彼女はもうイリテラシーど真ん中に居ることを晒しているも同然です。これからは人生150年が当たり前に成るんだそうですが、それでも浮世の出来事は光陰矢のごとしです。我々はどの情報に触れるのかを人生の早いうちに覚悟しないと、後悔と相対的力の論理に隷属する人生が待ち受けています。
 たった150年では、触れられる情報なんてごく僅かだと肝に銘じないといけません。ぶっちゃけ、近代以降は人生に目的論を持つべきなのですが、アジアではどうにも縁起的世界観にどっぷり浸かりすぎて危機感のない人が目立ちます。まともな知の系譜は、過去後の遺産の積み重ねで構成されます。僕が属する系譜の大河は、オントロジー、古代ギリシアの知識人達が格闘した人の心にまで遡るシステムです。現代科学は、結局人の心も情報の海に浮かぶ小島だと理解させてくれましたが、やはりここでもオントロジーへの遡及は繰り返されました。我々は普遍とは何かを理解しないといけません。特殊の逆を行くのです。古代ギリシア人は、普遍とは、認識上の真でありモラルの上での善であり、審美上の美であるものだけが普遍性の系譜に連なると理解していました。今に至るも、だから我々の知の情報は古典の上に成り立つのです。特殊化の果てには、誰からも見放されたトートロジーが横たわるだけ、つまり緩やかな死が待っているだけです。
 無論ここまでの話はシステマに関係しています。僕は何故システマ・リャブコを続けているのか、続けられるのかについて。それには、僕の個人的動機のシステムについて、少しばかりお話をしないといけないでしょう。
 僕は30年位の人生で、いい思い出も出来ましたが、相当ひどい目にもあってきました。多くの方々と同じく、世間にもまれ、疎外され、それでも生き抜くために様々なコミットメントの術を身に着けてきました。そう、みなさんと同じく幼児の頃からずっとです。しかし世の中そんな程度で渡りきれるほど甘くはない。知る人ぞ知る考えですが、世の中とはお金と騙しで出来ているのです(これに文句がある方は、副島隆彦先生に論戦を挑んで下さい。確実に精神的に消し炭にされます。)。僕はそれを知らなかったがためにひどい騙され方もしましたが、世間はそんなことお構いなしです。始めは憤慨しましたが、古今東西これがごく自然な秩序なのだと思い知りました。表向きうまくいっている人々を尻目に、僕は自衛と良き人生の開拓を旨に誓って、読書人階級へのコミットメントを始めると同時に、システマに出会い、護身を考えるように成ったわけです。今よりももっと若かりし、青臭かった頃、二十歳ぐらいの事です。
 読書人の世界への水先案内人選びも奏功して、結果としてシステマは僕の人生に多大な恩恵をもたらしてくれました、勿論読書習慣からの知の恩恵もセットで、です。綺麗事抜きに言うと、これからは国家機能がめちゃくちゃ強化されますし、ロマン主義的反動でTPPなどの帝国主義的広域保護主義をはねのけるなんて出来ませんから、貧乏な人はもっと貧乏になるし、景気も絶対に回復しませんが、様々な基金は元本割れをさせられて、いいですか、させられて、です、皆さんのお金は権力者に持って行かれます。僕はこういうことを知っている、いや基、信じているからこそ知の獲得とシステマにより真剣になれるのです。動機が強化されるということです。さて、いよいよトートロジーやシステム思考や知の系譜のお話、読書の習慣とシステマの関係を総括しましょう。
 それはシステマをやる意味、意義についての僕の見解です。ぶっちゃけるとやってもいいし、やらなくてもいい、どっちも正しくないし、間違ってもいない、と先ず言いたい。この論の一番最初のところで話しました、いろいろな分野の数多の派閥についての事と事の真相は同じです。どっちでもいい、どれでもいい。システマへの感想に、世界平和の希望を見出される方が居ます。それはそれで結構な話ですが、僕はそんなに簡単じゃないよ、世界平和は、と思ってしまいます。例えば、じゃぁあなたはアナロジーとして理解される歴史の反復現象から、どうやったら戦争や差別をなくすつもりなのか青写真を出してよ、と僕ならば問い詰めます。アメリカのバイブル・ベルトでは、ジーザスが聖なる軍団を率いて天界から再臨されて、地上を天界と同じ秩序にする、すなわち異教徒を殲滅してくださると信じている方がいっぱいいるそうです。さらに南部へといけば、本当にUFOの飛来を信じている人もいるそうです。イスラームでは、神の代理人たるカリフを頂点にした帝国を全世界に押し広げようと真剣に取り組んでいる方々が居ます。日本では、古事記を書いたのは中国大陸の人ではないと信じたい人が多く居ることでしょう。子供達は夜のトイレにはお化けが居ると信じていて、お化けを相対化してしまった両親を悩ませています。判りますか?知ってる知らないの問題じゃないんです、信じるか信じないかの問題なのです。
 システマは知らなかった体の動かし方、使い方を教えてくれるし、他の武術にはないものを提供してくれます。体感してご納得いただくしか方法はないですが、僕が調べた限りでは最高の護身術であり、決してまがい物ではありません。ですが、習得には時間がかかるでしょう。また、時間を割く以上は多少の覚悟も必要でしょう。もしかしたらまったく人生には不要だったと、後々意見が変わってしまうことは大いにありえますから。
 僕の頭の中のリアリティーは絶対に誰のものとも一致しません。僕の個人的動機だって、もしかしたらそのうち相対化されるかも知れない。赤の他人からすれば、僕の価値観に基づく人生の優先順位表は採るに足らないかも知れない。いつだってそうありえるのですが、僕の知的作業では、システマ・リャブコが本物の人生を歩ませてくれる確かなものの一つであり、取り入れるべき情報だと認識した、包括するとこう言いたいわけです。
 ソクラテスは言葉を徹底的に吟味して使うように弟子達を諭しました。そんなこんな、抽象的すぎて肌身感覚の日常から離れすぎた彼の主張は、敵対者の術策と、何より無教養である意味無垢な一般市民からの支持を得るどころか、旧約聖書の羊の生贄のように、彼らはソクラテスに服毒を強要してしまいました。きっとギリシアのアゴラから消え去ったダイアモンドの存在に気づきもしなかったでしょう。何故ならば、それの存在を知らないのはおろか、信じていないから平気で歴史上の偉人を葬り去ることが出来たのです。
 システマが何なのかは体感を通して、徹底的に吟味していただくより他ありません。派手な見世物には成り得ませんし、メダルとも無縁ですから、僕が思うに、精神的継承こそシステマのアキレス腱なのです。

 去年、ドイツ人の青年お遍路さん、レオナルドに遭った話は以前しました。欧米の世界ではああしてバックパッカーをやるのが一種の伝統にまで昇華しています。彼らの文化は、文化を支える歴史を観れば判る通り、石造りのレンガ積み構造になっています。その本質は言葉にあります。どこまでも、古典に遡れば一筋の論理で貫かれる世界観です。人は成人に達すると、特殊な技術無しにはリアリティーを相対的なものとして捉える癖から抜けられなく成ります。それを頑強にしているものの正体こそ言葉なのです。この言葉の呪縛から逃れる方法の一つに、違う価値観に触れる、ぶっちゃけると全く異なった価値観を持つ文化圏に己のアイデンティティーやらエートスを投げいれるやり方があります。するとその時の体感が、言葉で出来たシステムを頭ひとつ抜けさせてくれる、悟りを興させてくれることが往々にしてあるようです。肌身的にそれを、欧米の世界では知られているのでしょう。
 対して東洋人、とくに日本人は言葉をいい加減に使う(狭い国土で米を回送する歴史に支えられている文化と異文化に陵辱された経験の少なさの歴史に支えられた文化)ことが功を奏したのか、こういうことをしなくとも鋭い感性を発揮できていますから、ミッションの世界に生きることには違和感を感じるのは当然なのです。
 感性を情動と、いまだ勘違いする人が居ますが、それは間違いです。感性とは、言葉よりも抽象的な知的能動性です。レオは、彼に聞くと、ファッキンな神なんか信じてないぜ的なことをいう19歳の青年でしたが(笑)、それでも色濃くコルプスクリスティアヌグのエートスを引き継ぐローマ人の末裔だと僕は感じました。
 僕の時間感覚は円環です。確かに、僕はレオには絶対的時間尺度を持ったリアリティーをあの時の会話の端々から感じました。キリスト教化する以前のギリシア人たちも、時間間隔は円環だったそうです。僕の感性の計算では、システマとの付き合いは僕の人生を彩り豊かなものにしてくれるとはじき出しました。どうせ最期は皆死にます。自然とも同一視出来ない人間は、まさにもののあわれ。支配も所詮は幻想。今、現代は大量生産大量消費のパラダイムの転換も迫られています。平たく言うと、量より質が求められる。だからこそ、何を人生のパートナーとするべきかを考察するべき時代が再来したのです。
 さて、そういう意味ではシステマはおすすめです。なんといっても己を知ることが出来る確かな方法の一つですから。あとは皆さん次第。何を信じ、何を成して消えてゆくのかは、皆さん次第です。
 本質を考える時代の到来です!!

2016年5月12日木曜日

7月練習会告知

こんにちは
前管理人の前田です。

遅くなりましたが
前回の4月の練習会、お疲れさまでした。
私が東京で大西チーフやザイコフスキーに教えてもらった事柄
を時間いっぱい全部詰め込みました。

4割くらい伝わればいいと思い駆け足でやりましたが
結構即興でみなさん出来ていたので
おお!すごいなと感心してました。

ピンと来ない内容もあったと思いますが
いずれピンと来る時が来ると思います。

7月にまた高知に帰郷をします。
その際に練習を行います。

練習日時と場所は
7月24日(日)午後1時
場所 種崎海水浴場
です。
終わりの時間は決めてないのですが。
5時の予定です。
用事の方はどうぞ途中で抜けてください。

ご質問等ありましたら私までご連絡ください。
odennotamago3@gmail.com 




実は、、
まだ未定ではありますが。
高知の方にとってもっと素晴らしいイベントが行われるかもしれません。

お楽しみに!




体験したい方 システマ大阪
http://www.systemaosaka.jp/new/
システマ大阪 本部道場開設!!


北川インストラクターのブログ
http://systemablog.blog54.fc2.com/


高知の方は下元さんに気軽にご連絡ください。
下元アドレス(高知在住)
tomatomato19@gmail.com
前田アドレス(前サイト管理 東京在住)
odennotamago3@gmail.com 

2016年2月25日木曜日

4月練習会告知

こんにちは
前管理人の前田です。

今回はお知らせが3つ有ります。

まず1つは去年高知県でワークをされた。
赤塚Iitが
なんと、正式にインストラクターになられたそうです!
おめでとうございます!

これで高知県でもインストラクターのトレーニングを受ける機会ができるかも?!
赤塚インストラクターの今後のワークが楽しみです。


2つめです。
4月に私が高知に2日ほど帰郷します。
その際に練習会を行います。
詳細
4月17日(日曜日)午後1時
場所 種崎海水浴場
です。
終わりの時間は決めてないのですが。
5時の予定です。
皆さんがばてている場合は早く終わるかもしれません。
用事の方はどうぞ途中で抜けてください。

ご質問等ありましたら私までご連絡ください。
odennotamago3@gmail.com 


3つめです。
これが一番重要です。

ミカエル・リャブコセミナーin大阪

2016年4月9日10日!

詳細 システマ大阪


ミカエル先生が再び大阪に来てくれます。
多くのシステマ練習者に「訳が分からない」と言わしめる。
魔法の様な技の数々が再び披露されます。

2016年4月9日10日!大阪です。


以上がご報告です。


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2016年1月30日土曜日

東京システマワーク便り 2

こんにちは

前管理人の前田です。


前回に引き続き教えて頂いたワークをお伝えします。

これは前回投稿の

自分の真横に対してのストライク
を土台にしたものです。

前回のワークで上手に色々な方向に
拳を投げることが出来るようになったあと

肘を使って軌道を変えます。

拳を投げた後に途中で肘だけを上もしくは下に動かします。
最初に拳が飛んでいくエネルギーを邪魔しないようにします。


肘を上げた場合は打ち下ろし
肘を落とした場合はアッパーに変化します。
撃たれるとわかるのですが
パンチの軌道が変化した瞬間
予測出来なくなり、一瞬思考停止になります。

以上です。


前回記事と上記は
去年の年末と今年の先週に
東京で大西チーフに教えて頂いた物です。
(それを私が解釈しました)

3回のワークで
一貫して教えて頂いた重要な事があります。
すべての技を底上げする
4つの大事なことを教えてもらいました。
(これさえしっかりできるようになれば、どんなアプローチでも技になると
言う恐ろしいものです)

この4つは
ワーク参加者でなかなか上手く技ができない人の為に
大西チーフがプレゼントしてくださったものです。

非常に文章になりにくい事なので
下元さんに伝えたり
私が高知県に帰ったときにお伝えしようと思います。

興味のある方はどうぞ、お楽しみに。



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2016年1月19日火曜日

東京システマワーク便り 1

あけましておめでとうございます。

前管理人の前田です。

東京で教えて頂いたワークを投稿致します。


その前に去年についてですが

実は

高知県のシステマ史に残る大事件が起こっていました。

システママスターの認可を受けた
インストラクター イン トレーニングである

赤塚インストラクターIit

が初めて高知県でシステマのワークを行った年です。

高知のシステマの夜明けです!

未来のシステマがどのように広がっていくかは
わかりませんが
高知県にとって幸運な年であったと思います。




自分の真横に対してのストライク

通常以下の様な状況では
強いストライクが撃てません。
2人が横に並んで立ち、
そのまま真横の人間にストライクを撃とうと
した場合です。
相手のところに拳が到達するころにはテンションが
入り影響力が少なくなっています。


これを解消するワークです。

ワーク内容

練習する人間と補助する人間に分かれます。
練習者の前に補助者が立ちます。
練習者が前に手を突き出します。
補助者はこれを両手でしっかりとつかみ動かないように抑えます。
練習者はつかまれたままでテンションを抜いて手を左右に動かします。


テンションが入ってなければ補助者を自由に動かすことができます。
補助者は相手が動かないようににつかみますが、
コンタクトを切って抑え直したりしないようにします。

慣れないと全く動きません。
補助者の筋肉が反応して動かない場合はテンションが入っています。
上手くいくと補助者は全身が持っていかれるような感覚になります。

補助者が動くようになったら
ストライクを撃ってみてください。

2人で並んで立って
真横の人間にストライクを撃ってみます。


以上です。
今後も文章で伝えられそうなワークがあるときは
投稿して行きたいと思います。

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